労災・雇用保険料の徴収の仕組み

 従業員を雇ったら、労災保険や雇用保険等の適用が始まります。
この際、当然保険料が発生しますので、その保険料を国へ納めることが
必要になりますね。

労働保険(労災保険・雇用保険)は、最初の年は、労働保険成立の届を
する際に、あらかじめ当年度末(3月)までの、従業員全員に支払う
賃金総額を見積もって、その賃金総額に保険料率(業種により異なります)
をかけて保険料額を算出し、概算保険料として申告・納付を行います。

 以降、労働保険料の申告・納付手続きは、毎年6月1日から7月10日まで
の間に、前年度実際に従業員に支給した賃金総額から計算した保険料額
(確定保険料)を算出して清算を行うと同時に、今年度の見込賃金総額
から計算した概算保険料の申告と納付を行います。これが、年度更新と
呼ばれる手続きになります。
 
 口座振替による納付もできますので、成立届の提出の際に、一緒に口座
振替の依頼書を提出しておくと便利ですよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

コメント

お名前

ウェブサイトURL

CAPTCHA