家族手当は、割増賃金の算定基礎から除外できるものとして限定列挙されています。家族手当は、労働者の個人的事情により変わってくるので、除外されています。本人の働きと関係ない部分なので、家族がいる人といない人で割増賃金に差がでるのはちょっとおかしいということですね。。。しかし、家族手当という名称でありさえすれば、すべて除外される訳でありません。例えば、家族手当という名称であっても、扶養家族数などに関係なく一律に2万円支給される手当である場合には、除外できる賃金にはなりません。同じように住宅手当や通勤手当なども、一律支給では除外対象となりませんのでご注意を。