H28年度の助成金では、仕事と育児・介護など両立支援に取り組む事業主への助成金である「中小企業両立支援助成金」が新設・拡充になっています。
まず、「育児休業復帰支援プランコース」は、育休復帰支援プランを策定及び導入し、育休取得・職場復帰した場合の助成金ですが、これまで１企業１人まで60万円の支給でしたが、１企業２人までに拡充されています。また、H28年度後半からは、介護休業についても対象とする予定になっています。
また、男性従業員の育児休業への取組みおよび一定の育児休業を取得させた場合の助成金「出生時両立支援助成金」が新設され、支給額は、取組及び育休1人目60万円（2人目以降15万円）です。
さらに、介護についても、労働者の仕事と介護の両立に関する取組を行った場合の助成金「介護支援取組助成金」が新設になっており、厚労省で作成している「介護離職を予防するための両立支援対応モデル」に基づく取組を行った場合、1企業１回まで60万円が支給されます。
仕事と家庭を両立できるような仕組みや職場環境を整えていくことは、企業にとってますます重要になってきますので、このような助成金を上手く活用するのもありですね！