政府の税制調査会が、専業主婦世帯を優遇する配偶者控除の見直しや子育て世帯の税負担軽減などを柱にした所得税改革の議論を9月から始めるとの記事がでていました。配偶者控除を廃止し、夫婦控除へ転換し、女性の社会進出を促す方向で検討するとのことです。配偶者控除は、これまでも女性の働く意欲を損ないかねないとのことで、毎年検討されながら先送りされてきた経緯がありますので、今回もどうなるかは分かりませんが。。。
優秀な女性が出産や育児をきっかけに一旦仕事を辞め、再就職で思うような職に就けなかったり、ブランクを気にして働きたくてもなかなか踏み出せない主婦が、周りにも多くいて、本当にもったいないなあと思います。だんだんと、多様な働き方は広がってきていますので、そのような方が、配偶者控除の見直しを、チャンスと思って踏み出すきっかけとして後押しするような施策が一緒にできるといいなと。