【1】キャリアアップ助成金の
賃金規程等共通化コース
政府は、「同⼀労働同⼀賃⾦」を、
進めていますので、このような取組みを
⾏う会社を助成するものです。
対象となるのは、就業規則等の定めにより、
有期雇⽤者に関して、正規雇⽤者と
共通の職務等に応じた賃⾦規程等を
新たに作成し、適⽤した場合に
助成となります。
助成額は、57万円(⼀定の場合72万円)です。
【2】助成⾦の対象となる賃⾦規程は︖
助成⾦の対象となる賃⾦規程は、
有期雇⽤者と正規雇⽤者について
それぞれ3区分以上設けること、
かつ有期雇⽤者と正規雇⽤者の
同⼀の区分を2区分以上設けること、
その同⼀の区分の時間当たりの賃⾦額を、
有期雇⽤者と正規雇⽤者を同等としていること、
が必要です。
【3】具体的な賃⾦テーブル例
※正規雇⽤者、有期雇⽤者それぞれ3区分以上
※正規雇⽤者、有期雇⽤者同⼀区分2区分以上
※3等級の正社員の⽉給を時給換算すると、22万円
÷160(⽉所定労働時間)=1,375円となり、契約社
員・パートと同じ額になる。
【4】申請のおおよその流れ
①キャリアアップ計画の作成・届出
②共通化した賃⾦規程の作成
③賃⾦規程の届出(従業員10⼈以上の場合)
④従業員への周知
⑤賃⾦規程の適⽤
⑥適⽤から6ヶ⽉経過した後、2カ⽉以内に⽀給申請
【5】注意点
賃⾦規程の適⽤にあたっては、
同⼀区分のテーブルが正規雇⽤者、
有期雇⽤者に実際に適⽤されていることも
必要です。
先の賃⾦テーブル例でいうと、
正社員AとパートBに、
同じ3等級のテーブルを実際に適⽤している
ことが必要となります。
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